十勝方面へ

国道38号線を西へ進むと、王子製紙釧路工場を右にみる大楽毛あたりで釧路市内が終わり、白糠、音別、浦幌、そして、 豊頃に入る手前で国道38号線は十勝川沿いに北西に向かうのだが、ここで南下して海岸線沿いの336号線に向かい、豊頃を抜けて、 大樹町に入る。
途中すれ違うバイクがみんな何やら黄色い旗を持っている。
なんだろう、あの旗は・・・
すれ違うバイクみんな持っている。
忠類村から国道を離れ、ナウマン象化石発掘地を通り、忠類の街へ向かう、といっても忠類に用があったわけではなく、給油したかっただけ。
このくらいから小雨もポツポツ･･･。
そして、ホクレンのサービスステーションで給油。
｢旗持っていく?｣と･･･。
あっ、さっき気になった黄色い旗。
ホクレンのサービスステーションで配っているらしい。
この旗をもらって更別へ向かう。

実は目的地は更別村に･･･。
ところが場所は良く知らない。(^｡^;)
どこにあるんだろう。

と、少々道に迷ってなんとかたどりついたのは
更別村のサーキット｢十勝インターナショナルスピードウェイ｣。


どんな施設なのか一度観てみたかったのである。



第一印象は思ったよりコース幅が狭いような気がした。
富士を見慣れているせいもあるが、筑波より狭く感じるのは気のせいだろうか。
7月の｢十勝24時間レース｣の終わったあとそのまま放置されているメインスタンド裏が･･･なんだか寂しい。

ここを後にして、途中、中札内村を横目に帯広方面に向かう。
訪ねたいところがあるのだ。母の姉のところである。
もう20年以上来ていない。
年賀状の住所をたよりに･･･、そして、当時の記憶をたよりに･･･。


帯広駅(↑)

それらしき住所のところに来たのだが、なかなか見つからない。
お店なので探せば見つかりそうなのだが･･･。
しばらく探してもうあきらめようかな?と思ったとき、住宅地図の看板発見。
あった。
一本先の道である。
そして、そこへ向かうのであるが、実は相手に連絡していない。
不安はあったが、おそるおそる足を踏み入れる。
そこには母の顔によく似た、自分の顔にも似たところがある人が･･･。
そう、この人が母の姉･･･。
とりあえず、名前を名乗る。

その後のことはよく覚えていない。

｢お母さんの写真あるけどどうする?｣
実は年賀状に写真あるけど送りましょうか?･･･と、書いてあったのであるが、どうしようかと思っていた。
とりあえず、見せてもらう。
このとき初めて母のしていた仕事を知る。
そう、その頃の写真が多い。
送ってもらうことにしたが･･･。
｢どうして亡くなったのか知らないんでしょう｣
そう、私は何にも知らないし、聞かなかった･･･。
そして、叔父(母の弟)が母のことを何か伝えたがっていることを知りました。
いつか話さなきゃ･･･と、ずっと思っていたようです。
全く母の記憶がないので知りたいようで、少々不安だったりします。
すごく複雑な心境。心の準備が･･･(^_^;)


白糠町にある恋問館。
帰り道で立ち寄って買い物と食事しました。(↑)